『メスお兄さん』という言葉
が自分の中のガイさんにしっくりくるんですが、実際にこの言葉で用いられている概念とは違うようだと感じています(唐突)。
メスお兄さんでググると「女性的な色気のある年上キャラのこと。メス男子の中でお兄さんキャラであることを伝えたい場合に使う。」(出典ピクシブ百科事典)とあり、この文中に登場する『メス男子』という言葉を辿ると「メス男子とは、メス色の強い男子のこと。※扇情的な要素を含む場合が多い。 元々は草食系男子の亜種であるメス化男子の表記ゆれ。草食系は恋愛や性欲に対する欲求がない又は希薄なことを指しているが、メス化男子は所作や服装、見た目などで男性らしさより女性らしさを感じる男性を指していた。そこにメス堕ちなどの概念と混ざり合うことで「性的な意味で」という意味合いが強くなっている。」と記されている(出典ピクシブ百科事典)。
違うようだと感じる点は、「女性的な色気のある」とか「所作や服装、見た目などで男性らしさよりも女性らしさを感じる男性」という部分です。私はガイさんを見た目、肉体的にも(攻めであるルク坊やと比較して一層)男性的なものとして捉えているので。
私がガイさんに『メスお兄さん』という言葉がしっくりくるなと思っている理由は、彼はルク坊やにとって器のような存在だと捉えているからです。立場的にも精神的にも、肉体的にも(※これは腐女子ル×ガの民としての強めの見解)。『メス』という言葉を用いているのは、肉体的、つまり性行為において女性的な立場(男根を挿入される側)を背負わせていることが一番の理由ですが、『器』とか『受け入れる存在』という女性性的な認識も強いかもと思っています。
ながなが駄文こねくり回してますが、最もピッタリなのはBLCD『渇愛』で玲二が和也に対して「お前は俺のメスだ」と言い放つところです。オスを受け入れる役割、立場としてのメス。ルク坊やという男性性を受け入れる女性性というガイさん。う〜ん、むずかしい。